【DTM作曲の手順解説2】音楽理論を学ぶ前にまずは作曲の楽しさを感じてほしい


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作曲に入る前に

という訳でまずは自由に作ってみてください!とか言ってみます。音楽理論が分からないから曲作りをあきらめてしまうっていうの、もったいないです。

でも他でよくあるような「白鍵盤だけを使って」とは違うんでお願いしますここで閉じないで!!

それではDAWを開いてください、まだ持ってない人はStudioOneでも取ってくるのです!



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作曲からはじめる

前の記事で説明したことを思い出してください、見てない人は見てくれるとうれしいです。
曲ができるまでの流れ、ですね。
作曲→編曲→ミックス→マスタリング

当然、必ずこの流れでやらなければならないというルールがある訳ではないのですが初心者の場合ちゃんとこういう形式がある方が分かりやすいと思います。
それでもバックの音から作りたいって方はそれでも大丈夫です。トランスなどはそっちの方が作りやすいはずなので。そして僕はバックの音から作ります。

それではやり方を発表します!じゃじゃん!

作り方

ずばり、黒鍵盤だけを使う」です。
黒鍵盤だけ使うなら全部の音同時に出しても不協和音にならない、つまりなにをどうやっても不協和音がでない!!
それだけでだいぶ気が楽になるんじゃないでしょうか。少なくとも指定されたコード進行の上で不協和音でるかでないかでびくびくしながらメロディ作るよりずっと自由だと思います。
「白鍵盤だけなら、簡単でしょ?」とは言われても不協和音が出るのが怖くて先に進めなかったりするでしょう?そもそもスケールとかコードとか全く分からない人が、不協和音ださない訳がないと思ったり。

一応僕が黒鍵盤だけで作った曲置いておくんで、参考に…。
何度もごり押ししているこの曲も一応黒鍵盤ばっかり使っています。要所要所白鍵盤いれたような気もしますが。


黒鍵盤のみを使った場合、曲の性格みたいなのが出てしまうのですが音色の力でごまかすこともできます。さっき貼った曲はそんな感じですかね。

これでまずは何曲か作って、曲作りの楽しみを覚えていってほしい。です。
音の数制限されたらきついって思うかもしれませんが、佐野カモメさんのparallel danceとか聞いてみてください。(リンク貼っていいか分からないので検索お願いします。)使う音制限することでこんないいメロディ作れているんです。素晴らしいです。(念のため、この曲が黒鍵盤のみで出来ていると言っている訳ではないです。)

メロディを作ろう(作曲)

作曲を始めましょう。
まずは音を出るようにしないといけないのですが、DAWの説明はここではしません。ごめんなさい。聞いてくれれば答えるので@sugipamoまで。

さて、音を選びましょう。どれにしたらいいか分からなければフルートの音なんてどうでしょうか。ピアノでメロディ作るよりよく聞こえるんじゃないかと。もちろん何を使ってもいいです。シンセリードが大好きならもちろんそれで大丈夫ですよ。

メロディ作りは、ある動きをすると気持ちいいってなるはずです。それを見つけてそこをメインにいろいろ継ぎ足していくのです。理想は歌ってて楽しいメロディですね。聞いてて楽しいメロディにもなるはず。

それでもやっぱりメロディは才能なところもあります。いいメロディいっぱい聞くべきです。自戒を込めて。最初から完璧を目指すと心が折れます。何日もかかるようでしたらどこかで妥協してしまうのも一つの手です。僕は妥協ばっかり

バックの音を足していこう(編曲)

メロディが出来たら次はバックの音ですね。これが一番難しいでしょうか?

基本的な構成から行ってみましょう。よく耳にする、というか目にする物がバンド形式ではないでしょうか。真ん中に歌う人がいて右側にギター、左側にベース、後ろにドラムがいますね。キーボードもいるかもしれません。
曲として形にするためにはDAW上では大体4つのトラックが必要ということになります。たまにトラック数自慢している人がたまにいますが無視してください。

ギターにあたる音なのですがギターをDTMでこなすのにはかなりの労力が要ります。ここでは使うのは控えておいて、アコースティックピアノ、エレクトリックピアノやオルガンで代用しましょう。
ベースの音、これもシンセが好きならばシンセベースでもいいです。特にこだわりがなければエレクトリックベースを入れておきましょう。あ、普通にバンドで使うベースのことですよ。
ドラムの音は自分の好みで。ループ素材使うとなんだか自分がすごくなったような気分になれます。ドラムがどういうものか分からない人むけに軽く説明すると、曲のリズムを作る楽器達です。もし、バスドラ、スネア、ハイハットが分からなかったら検索して調べてきてください。
まとめると、
①フルート(ボーカルなどのメインメロディ)
②エレクトリックピアノ、オルガン(ギターの代わり)
③エレクトリックベース(普通にバンドで使うやつ)
④ドラム(これもシンセ系でもよい)
のトラックを作ってください。

どこから作るかはそれぞれの好みになります。それぞれどういう風にするのか軽く説明します。
②の鍵盤楽器。これは大体真ん中あたり、声に近いところで鳴らします。C2~C4の間あたりですね。
③のベース。これは低いところを担当します。E0~E2でしょうか。低すぎると発音できなくなるのでそれは避けましょう。もしどうしたらいいか分からなければとりあえず一小節分同じ音を好きなリズムで弾いてみてください。
④のドラム。バスドラは低いところ、スネアは真ん中、ハイハットは高いところを担当します。だいぶざっくり言っています。もしどうしたらいいか分からないのならバスドラを4分音符のリズムで配置、スネアをバスドラムの2番目と4番目と同じ場所に。ハイハットを8分音符で。

「ベースとドラムは出来るんだが…」って人は多いと思います。難しいのは鍵盤楽器の所かな?
3つ以上の鍵盤を押さえれば和音になるのでとりあえずやってみましょう。気持ちいいものが見つかったらそれ正解。1オクターブ内で和音を作る必要はないので広い範囲で弾いても大丈夫です。エレクトリックピアノであればすごく奇麗になると思います。
メロディに入ってる音を含むといい感じになりやすいはずです。それと、一つの楽器で3つ以上の音を出す必要はないです。ベースと鍵盤楽器で別々の3音を出していればOKです。

まとめ

ここまで作曲→編曲までということになります。
自分も疲れている頭で一気に書いてしまったのでいろいろ読みづらい部分があるかと思います。時間をかけてゆっくり直します。分からない部分があったら是非質問をしてください僕自身の勉強にもなるのでどんな小さなことでも大丈夫です。コメントか、twitterへどうぞ。

次回はミックスをやりますが、フリーのDAWでも出来る内容にするのか、しっかりコンプなどの説明をするのか迷っています。どちらがいいですかね…。

それではまた、次の記事で会えると嬉しいです。